halhalchan’s diary

自分のこと、自分探し

少人数の小学校で育った私。

私は、全校生徒30人、同級生5人の小さな小さな小学校で育ってきました。


皆さんは、小さな学校にどんなイメージを持っていますか?


人数が少ないからこそ、一人一人に丁寧に指導して貰えるとか、伸び伸びと育つとか、何となく良いイメージもありませんか?


私は、小学校の時にあまり良い先生に出会えなかったこともあって、小さな学校って何だかなあと思っていました。


【ここが嫌だよ、小さな小学校】

◯全体に向けられている先生の言葉がグサグサと自分に刺さり過ぎたこと。

人数が少ないと、社会的手抜きが起こりにくくなりますよね。

(社会的手抜き・・・集団で共同作業を行う時に一人当たりの生産性が人数の増加に伴って低下する現象)

それと似た心理だと私は思うのですが、人数が少ないことで先生の言葉が分散しにくいと感じていました。


これは私だけではなく、他の同級生4人も全く同じでした。良い先生に当たらなかったこともあり、私たちの学年は、先生を怖がるようになって、顔色を伺ったり、自分の意見を言わなくなったりするようになりました。

(この詳しい話はまた何処かで触れたいと思います)


それから中学(中学校は150人くらいの規模)に入学して思ったことは、他の子は全然真面目に先生の話を聞かないんだなあ、でした。


少ない人数だと真面目に聞いていないと目立ってしまうから真面目に聞いていたのだと思います。まあ、他にも色々要素はあると思いますが。


◯一人一人に丁寧な指導がされる訳では無い

本当にこれです。確かに、少人数を活かした活動はあるかもしれませんが、別に私たちの学校の学力が他の学校より高いことはありませんでした。





それで、私が一番言いたいことは、教師の方々には一個一個の発言、児童・生徒との関わりを本当に大事にして欲しいということです。


先生に言われたことや、どんな対応をされたかとか、皆さんが想像するよりもずっとずっと覚えているものなのです。


大変な職業であることは分かりますが、子どもの心に寄り添った関わりをして是非欲しいです。


教育の現場が良くなっていきますように。



また、少人数の学校のことで思い出したことがあったら書きたいと思います。