教育に未来はあるのか
私が普段考えている、教育の在り方について語っていきたいと思います。
#教師のバトン
ツイッターで毎日のように、現場の過酷さを呟いて発信されている方がいらっしゃいます。
なかなか現場改善がなされず、教師を目指す学生は年々減少し、現場は人手不足。その上、減るどころか増える仕事量。
さて、このままで良いのでしょうか。
目次
- サービス残業
- 授業準備
サービス残業
皆さんは、教師に一番何を求めていますか?
分かりやすい授業をしてくれること、児童や生徒、その保護者に対して丁寧に対応してくれること。
上記の2点が皆さんが思うことではないでしょうか。
しかし、次にも書きますが、授業準備をする時間すら教員は取れていないのです。
授業準備
現場で働く先生方にお尋ねしますが、授業準備は5分で終わりますか?
埼玉県の公立小学校教員の田中まさおさんが、時間外労働に対して残業代が支払われないのは労働基準法違反だとして、県に未払い賃金の支払いと国家賠償を求めた裁判がありました。
その裁判では、残業において労働時間と認められるものを裁判所が「仕分け」をしました。
そしてその結果、波紋を呼んだのが、「翌日の授業準備が一コマ5分」という点です。
労働時間か否かを分けるポイントとして考えられたのは、校長の指示や命令があったかどうかということでした。
つまり、校長に命令されていないものは仕事ではなく、「あなたが勝手にやっていたことなので労働とは認められない」ということになったのです。
さらに、教材研究や保護者対応は労働時間として認められませんでした。
しかし、労働時間として認められないからといって、教材研究や保護者対応を行わない訳にはいきません。
「子どものため」といった教師の気持ちを搾取して、ただ働きをさせていると捉えられても仕方がない現状なのです。
さて、あなたは教員の未来をどう考えますか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。